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グレンモーレンジィ最高蒸留・製造責任者のビル・ラムズデン博士が発案!
革新的な味わいを追求する実験拠点「ライトハウス」蒸留棟が誕生。
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社(東京都千代田区神田神保町)にて取り扱いのシングルモルトウイスキー、グレンモーレンジィは2021年9月10日、スコットランドのグレンモーレンジィ蒸留所の敷地内に、美味しく新しい味わいをもたらすウイスキーを追求する、画期的なイノベーション蒸留施設「ライトハウス」を開設しました。
「すてきに、デリシャス」なスコットランドのシングルモルトウイスキー「グレンモーレンジィ」は、追加熟成のパイオニアとして、さまざまな味わいのウイスキーを追求し、その革新的な味わいに世界的なコンペティションで数々の栄誉ある賞を受賞してきました。
こうした新しい味わいを求めるグレンモーレンジィを牽引する、最高蒸留・製造責任者ビル・ラムズデン博士は、バイオケミストリー(生化学)の博士号という科学のバックグラウンドを持ちながら、ウイスキーに携わってきた経験、芸術的センスによってその才能を発揮し、世界屈指のウイスキー・クリエイターとして、個人としても数々の賞を受賞する人物です。
今回、開設した「ライトハウス」は、ビル博士の発案により、数百万ポンドの予算をかけて新たに建設したもので、この種の蒸留棟としては初めてのものとなります。
この蒸留棟で、ビル博士が率いるウイスキークリエーションチームは、より多くの人に楽しんでもらえるような美味しいウイスキー造りのため、さまざまな実験的な試みを日夜行う予定です。これまでにない自由な発想と遊び心で、今までにない新しいウイスキーの味わいを追求していきます。
グレンモーレンジィ最高蒸留・製造責任者で、ウイスキーに革新を起こすサイエンティスト、ビル・ラムズデン博士
灯台という意味の「ライトハウス」と名付けられた蒸留棟の夜の外観。
ポットスチル(蒸留器)の上部からの様子
「ライトハウス」蒸留棟の特徴
蒸留棟は高さ20mのガラス張りのスチルハウスとなり、スコットランドの海岸線の新しいランドマークとなっています。昔から船乗りの航海を手助けする灯台にヒントを得て、未来のすてきでデリシャスなウイスキーを誕生させるための道しるべとなるよう名付けられています。印象的でモダンなスタイルは、グレンモーレンジィの昔ながらの石造りの建物と対照的なコントラストをなしています。
また、ウイスキー・クリエイターの「遊び場」というコンセプトで設計されているため、建物内には、グレンモーレンジィのこだわりである高さ5.14mのポットスチル(蒸留器)を建設し、従来のポットスチルには付いていない、さまざまな実験を試みるための装置や機能を備えています。生産量ではなく美味しさにフォーカスし、シングルモルトブランド専用の、まさに実験だけを目的に作られた世界初の蒸留棟です。
ビル博士は今回の開設について、次のように話しています。
「ライトハウスは、想像力を生み出す新しい家です。ここでは、さまざまなフレーバーを作り出そうと最も空想的なアイデアを楽しむことができます。ウイスキーの中核となる大麦麦芽を始めとする、さまざまな原料を試すことができるほか、これまでにない方法で小さな調整も大きな変更も行えるようになるでしょう。ライトハウスでは、美味しければ何をやっても許されるのです。新しい味わいを生み出すためのアイデアはまだまだあります。これからも、美味しくて革新的でワクワクするようなウイスキーを造り続けていきたいと思っています。」