LIVING SOILS生きた土壌

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環境(持続可能な発展)に関する取り組み
3つのコミットメント

  • 2020年には、シャンパーニュのモエ ヘネシー所有のブドウ畑で除草剤ゼロにします。また、ワイン生産者のパートナーに対して持続可能な認定を受けるサポートを提供します。(2025年にはシャンパーニュ全体で除草剤ゼロ)
  • モエ ヘネシーは持続可能なブドウ栽培に関する研究に専念するシャンパーニュ地方の研究センターに€20M(約23億8300万円)を投資します。
  • 知識とベストプラクティスの共有を促進するために、「生きた土壌の学びの場」を作ります。その目的は、ワインとスピリッツのより持続可能な未来に向けた進展に関する議論を包括的な方法で豊かにすることです。

LIVING SOILS FORUM
2020年2月10日-12日
「生きた土壌」をテーマとしたカンファレンスを
ヴィネクスポ パリにて開催

  • リサイクルコルクの壁、リサイクルバレルのカウンターで造作した408.8m²のスペースにて、モエ ヘネシーCEOのフィリップ・ショウスのオープニングスピーチを皮切りに、シャンパーニュ・コニャックメゾンの社長、ブドウ畑・持続可能な発展のディレクター、醸造責任者、大学の研究者、ソムリエ、シェフ、国際機関の代表者、NGO、持続可能な開発技術に特化したスタートアップなど専門家やミレニアルズ・学生と共に、30分ごとのパネルディスカッションが3日間行われました。

LIVING SOILS FORUM MOVIE

主なメッセージ

  • 今まで、何世紀にもに渡ってメゾンを持続的発展させてきた我々にとって、今考えているのは、ただ10年20年先ではなく、何百年も先のこと。でもそれは、農家との対話、社員との対話を地道に継続するということ。

  • 競合も関係なく、技術やベストプラクティスを共有し、業界全体で持続可能な発展をしていきたいという想いから、ヴィネクスポというワインのメーカー、取扱業者が一堂に会する展示場で今回行い、みなに門戸を開放した。

  • 既に、モエ ヘネシー フランスでは、100%自然エネルギーを使用しており、グローバルでも順次切り替え中。

  • パッケージの開発についても、ルイナールで、環境に配慮した新たなイノベーションが既に実現化している。

  • 新しい技術開発の他に、伝統的農法に立ち返る(例えば、羊を使った除草)なども、ヴーヴ・クリコ、クリュッグで行われている。

  • 環境に対する取り組みによって、たとえ一時的に生産量が減ったとしても、長期的な視点で、自然を守り、品質を良くしていくことが重要であるということ。

  • 3日目の最後、アランデュカスシェフをお招きし、フィリップ・ショウス、メゾン・プレジデント、メゾン・セラー・マスターズ、フェランディ料理学校、シアンスポーの学生、モエ ヘネシーのミレニアル世代が、2050年のワイン&ガストロノミーの像を考えました。どんなものを食べているか、どんな量たべているか、器はどうなっているか、飲みものはどうなっているかなど。「未来は素敵なボトルを傾けながら、あなたの隣人に耳を傾けることです。それはおいしい、素晴らしい世界になります。」 By アランデュカス

  • 気候変動で、新しい品種の開発、新しい栽培方法も、シャンパーニュ全体で研鑽・議論が行われている。

    • 2012年からMoët&Chandonで
      使われている、環境に配慮した電動トラクター

      ※現在、Moët&Chandonでは12台の電動トラクターが使われており、
      2030年までに25〜30台体制にする予定。内燃機関製のトラクターと比べ、
      1台あたりのカーボンフットプリントは23トンの削減となる。

    • Hennessyで使用中の
      自走式除草ロボット

3 PILLARS OF OUR CSR

MHDでは「持続的発展 / 環境」「責任ある飲酒」「社会貢献」を3本柱とし、
CSR活動を行ってまいります。

なお、ディアジオ グローバルでも、
環境負荷の低減」、「適正な飲酒の促進」、「活発なコミュニティの構築」の3つのエリアで、
CSR活動を行っています。