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2020.01.23 ヴィネクスポ パリのプログラムを発表
2020年2月10日~12日に開催されるヴィネクスポ パリ展への参加を表明し、サステナビリティにまつわる議論の場がセッティングされた今、モエ ヘネシーのプログラムも明らかにされました。3日間の会期に専門家が一堂に会してディスカッションや対話を行い、現在のワイナリー像を明らかにするとともに、ワイン産業の環境政策への転換を加速化し、持続可能な将来について議論されます。モエ ヘネシーにとって、このエキシビジョンは「生きた土壌」に対する企業コミットメントを発表するまたとない機会でもあります。
「私たちは、企業経験やアプローチを共有し、専門家たちが意見交換を行うフォーラムを望んでいました。各国のワイナリーが集まるこのヴィネクスポで、持続可能なブドウ栽培やワイン作りにまつわる主要な項目が議論されることを期待しています。私たちは、同業者ならびに、持続可能なワイン造りのための変革に寄与したいと望むあらゆる人々に向けて門戸を開いています」と、モエ ヘネシーのCEO フィリップ・ショウスはコメントしています。
<ブドウ畑、ワイン、スピリッツに関する環境責任を問うリーディングフォーラム>
モエ ヘネシーが招聘したこのコミュニティは、モエ ヘネシーのブドウ畑の責任者、研究者、ソムリエ、各種国際機関からの代表者、非営利団体、テクノロジーやサステナビリティを専門とする新興企業といった専門家メンバーで構成されています。それぞれ、土壌の現状と生物多様性に言及し、独自の理論や研究成果を発表します。現在のワイン製造モデルに対するソリューションが議論され、環境を重視したモデルへの移行を加速するための手段が模索されます。
このようなディスカッションは、オープン形式のダイナミックな意見交換の場として想定されています。30分の一連の対話に続き、観客を交えた10分間の質疑応答の時間が設けられます。また、共有のひとときとしてモエ ヘネシーの商品のテイスティングやマスタークラスの開催も予定されています。
<モエ ヘネシーの企業コミットメント:生きた土壌>
ヴィネクスポ パリの会期を通じ、モエ ヘネシーはこれまでに取り組んできた企業アプローチやアクションを紹介します。環境にやさしい装備への大々的な投資、農耕業者やワイン業者に対する新テクノロジーの養成、責任あるブドウ栽培認定を獲得するためのサポート、科学/学術的プロジェクトの支援などに尽力してきました。この機会に、モエ ヘネシーの未来に対する企業コミットメントも明らかにされます。モエ ヘネシーは、「生きた土壌(リビング・ソイルズ)」というテーマのもとに世界各国のコミュニティが集結し、社会的な責任を有したプログラムが施行されることを望んでいます。
<新世代と調和したポリシー>
新しい世代の人々は未来の立役者です。そこで、モエ ヘネシーはこの若い世代を今回のディスカッションに招いています。ヴィネクスポ パリの最終日には、モエ ヘネシーの CEO フィリップ・ショウスと彼らの間で、将来のワイン産業に関する特別な対話の機会が設けられます。討論に引き続き、2050年のガストロノミーとワインをテーマとしたワークショップが開催される予定となっています。このワークショップにはアラン・デュカスが特別参加し、Institute for Desirable Futuresによって進行されます。実際に、ガストロノミーに関する職業は、フランス国内外からの才能ある若い世代へのアピール力を高めつつあり、この分野で築かれた名声はすでに堅固なものとなっています。このような背景から、モエ ヘネシーでは経営陣とミレニアル世代の交流を目指します。さまざまなメゾンに従事する者、一流シェフ、政治学院の学生や、料理・食のアート・もてなしを学ぶフェランディ校の学生がこの機会に集まります。みなが一体となってサステナブルなガストロノミーの未来を考え、具体的な像を導き出します。
MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社