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SUSTAINABILITY & CSR
土壌の再生

CITIZEN WEEK JAPAN 2020
/ Living Soils(生きた土壌)
オンラインサステナビリティセミナーを実施
Citizen Week(シチズン・ウィーク)はヨーロッパで制定されている、Sustainable Development Week (持続可能な発展週間)に沿って、
Moët Hennessyグローバルとして取り組む、サステナビリティを促進するCSR活動です。
2018年はヨーロッパのMoët Hennessyグループで実施した本活動を、2019年は全世界に拡大して実施しています。
今年はモエ ヘネシー グローバルのテーマでもある、“Living Soils (生きた土壌)”のメッセージを学び、共有し、行動に移すために、
5日間のオンラインセミナーを実施しました。
Moët Hennessyグローバルとして取り組む、サステナビリティを促進するCSR活動です。
2018年はヨーロッパのMoët Hennessyグループで実施した本活動を、2019年は全世界に拡大して実施しています。
今年はモエ ヘネシー グローバルのテーマでもある、“Living Soils (生きた土壌)”のメッセージを学び、共有し、行動に移すために、
5日間のオンラインセミナーを実施しました。
DAY 1
生きた土壌と「DEEP」プロジェクト
グレンモーレンジィ CSRディレクター Hamish Torrie
グレンモーレンジィCSRディレクターHamish Torrie氏より、グレンモーレンジィのCSR、生きた土壌、および、牡蠣礁の再生を目指すDEEP(Dornoch Environmental Enhancement Project:
ドーノック湾環境強化プロジェクト)についてお話を伺いました。
ドーノック湾環境強化プロジェクト)についてお話を伺いました。
主な要点
- ・グレンモーレンジィの地元ドーノック湾を守り続けることは私たちの使命。
- ・環境を“守る”だけでなく、さらにより良いものにするよう努めている。
- ・排水処理プラントの導入により、排水の廃棄物を95%削減。かつて数多く生息していた天然のオイスターを復活させることに成功し、さらに牡蠣の生育のおかげで、残りの5%もさらに浄化されている。
- ・土だけではなく、海や水もあわせて、私たちの土台となる、生きた土壌(テロワール)であるという考え方に基づいている。
- ・コミュニティ、社員、ビジター、お客様と一丸となって、社会的責任に取り組むことで、社会と企業の持続的発展に寄与したい。
DEEP Projectとは
グレンモーレンジィ社がヘンリオット・ワット大学、海洋保護協会とパートナーシップを結び取り組む、ドーノック湾環境改善プロジェクト。(The Dornoch Environmental Enhancement Project=DEEP)
ドーノック湾に生息する生物の多様性を維持、改善し、環境を改善することを目的とする。
排水処理プラントの導入により、排水の廃棄物を大幅に削減、またかつて数多く生息していた天然のオイスターを復活させるために、カキ礁(カキの群生地)の再生を図るなど、画期的な施策を実施している。
グレンモーレンジィ社がヘンリオット・ワット大学、海洋保護協会とパートナーシップを結び取り組む、ドーノック湾環境改善プロジェクト。(The Dornoch Environmental Enhancement Project=DEEP)
ドーノック湾に生息する生物の多様性を維持、改善し、環境を改善することを目的とする。
排水処理プラントの導入により、排水の廃棄物を大幅に削減、またかつて数多く生息していた天然のオイスターを復活させるために、カキ礁(カキの群生地)の再生を図るなど、画期的な施策を実施している。
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グレンモーレンジィ
CSRディレクターHamish Torrie
DAY 2
Smile Food Projectとサステナブルな食材
「シンシア」オーナーシェフ 石井 真介氏
/ フードジャーナリスト 佐々木 ひろこ氏
/ フードジャーナリスト 佐々木 ひろこ氏
Chefs for the Blueの石井 真介氏(シンシアオーナーシェフ)、佐々木 ひろこ氏(フードジャーナリスト)より、乱獲による魚介類の減少、サステナブル・シーフードについて、お話しを伺いました。
主な要点
- ・自然はすべて繋がっている。海の内情は陸から見えず、乱獲により悲鳴を上げている。
- ・魚介類が減少している環境に、シェフたちも危機感を感じ、2017年よりサステナブル・シーフードの取り組みを始めた。
- ・ただ安いものを選ぶのではなく、資源の持続可能性に配慮されたものを食べる。産卵期は捕獲すべきではない、など正しい情報を知り、考えて、選ぶことが大事。求めすぎないこと。
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Chefs for the Blue
「シンシア」
オーナーシェフ石井 真介氏
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フードジャーナリスト
佐々木 ひろこ氏
DAY 3
生きた土壌とブドウ畑
クラウディーベイ テクニカルディレクター Jim White氏
/ ワインジャーナリスト 柳 忠之氏
/ ワインジャーナリスト 柳 忠之氏
ワインジャーナリスト 柳 忠之氏、クラウディーベイ テクニカルディレクター Jim White氏より、シャンパーニュ、ニュージーランドのブドウ畑におけるモエ ヘネシーの生きた土壌、持続可能な発展の取り組みに関してお話を伺いました。
主な要点
- ・実際のワイン作りの中での除草剤ゼロ、有機栽培、サステナビリティ認証に関する取り組み
- ・気候変動で収穫期が早まっている中、自然の変化に合わせた栽培方法、モエ ヘネシーの生きた土壌の取り組み(羊を放し飼いにして除草、生物多様性を目指した多様な植物の育成、殺虫剤の代わりにフェロモンカプセルを使用)
- ・モエ ヘネシーの姿勢は、競合も関係なく、情報を共有し、皆で持続可能な発展に取り組む
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Cクラウディーベイ
テクニカルディレクターJim White氏
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ワインジャーナリスト
柳 忠之氏
DAY 4
サステナビリティ&ガストロノミー
「ナリサワ」オーナーシェフ 成澤 由浩氏
「ナリサワ」オーナーシェフ 成澤 由浩氏より、サステナビリティとガストロノミーの融合、イノベーティブ里山キュイジーヌに至った背景、生きた土壌に関してお話を伺いました。
主な要点
- ・土が安全でないと食材も安全ではないという観点から、安全な土を料理できないかと思い、土のスープを生み出した。(標高1000m以上の生活排水のない土。微生物が冬眠している冬が旬。)
- ・サステナビリティの観点で、畑の先にある森に興味を持った。日本の森は、杉、ヒノキを植樹された後に放置された状態。循環させていない。雨が降って土砂崩れが起きている。
- ・海外シェフとの交流や海外での講演などから、日本の食文化や日本人のアイデンティティへの質問を受け、自分が作りたい料理をイノベーティブ里山キュイジーヌと定義。
- ・海外のシェフとの交流から年に1度の環境会議を実施している。今年は5回目で日本での開催を予定していたがオンラインで実施。
- ・日頃自分たちでできることは、無農薬の食材を買う、農家から直接野菜を買う。Keep in touchという農家と消費者を直接つなぐ取り組みもしている。
- ・真実はゆるがない。貫いていればいつかわかってくださるという信念。自分を信じる。今も努力の最中である。
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NARISAWA
「ナリサワ」オーナーシェフ成澤 由浩氏
DAY 5
生きた土壌と森林
「More Trees」事務局長 水谷 伸吉氏
「More Trees」事務局長 水谷 伸吉氏より、森林の役割、森と土壌、私たちにできることについてお話しを伺いました。
主な要点
- ・世界の森は、地球温暖化による山火事等の影響で1秒ごとにテニスコート15面分の森林が失われ、日本の森は、スギ・ヒノキの大量の植樹により、この100年で増えている。
- ・日本の森はダイバーシティが失われている。放置せず、間引くのも大事。
- ・生きた土壌とは、森林により水がしみこみ、水が一気に流れるのを防ぎ、また、落葉により栄養を含んだ水が川に流れ、栄養のある豊かな海をつくる。山も海も繋がっている。
- ・自分たちでできることは、持続可能なRSPO認証のパーム油やFSC認証の紙を使う。エコバッグや紙袋を使う。国産材を積極的に使う。森づくりに参加する。
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More Trees
事務局長水谷 伸吉氏
数世紀の歴史を誇るメゾンを擁する
ラグジュアリーワイン&スピリッツの世界的
リーダーとして、
私たちはステークホルダーと地球全体に
対して果たすべき責任があります。
地域社会を支援し、社会にポジティブな変化を
もたらすことが私たちの役割です。
自然を大切にすることは、
最終的には人を大切にすることに繋がります。
それが一つになって「共に生きる」ということなのです。
なお、ディアジオ グローバルでも、
「環境負荷の低減」、「適正な飲酒の促進」、「活発なコミュニティの構築」の3つのエリアで、
CSR活動を行っています。