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TALENTS 01
Yoko Nakata
女性消費者をターゲットにするお客様は増加傾向にあり、
女性ならではの視点による企画で、
お客さまとのより強固な信頼関係構築に繋がっています。
中田 陽子 オフプレミス営業部 関西・中部エリア
キーアカウントマネジャー
- 入社のきっかけは?
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ワイン販売員時代にスカウトを受け、店舗マーチャンダイザー(MD)を経て営業職に
イタリアンレストランでアルバイトをしていた学生時代、食事と会話でお客様を楽しませるスタッフのサービス力に衝撃を受けました。そこで、お客様を笑顔にする知識を身につけようと、ワインの勉強に着手。ソムリエをはじめ、いくつかの資格を取得するうちにワインの世界へのめり込み、卒業後はレストラン勤務を経てワイン販売業に就きました。主な仕事内容は、百貨店でのワインの販売。仕事を通じてMHDの営業の方とコンタクトをとるうちに「店舗ごとに商品の陳列方法や販売計画などを担当する、店舗マーチャンダイザー(MD)としてMHDで働きませんか」とお声がかかり、営業部付けの契約社員として入社することになりました。
現在の営業職に就いたのは、スーパーマーケット専属のMDとして2年間働いた後のことです。同時に正社員となりました。
MHDという会社は学生時代から知っていて、お客様を笑顔にするすばらしいブランドを扱っていることも認識していました。どちらかというと身近なイメージはなく、頂上ともいうべき商品も多数手がけている憧れの存在でした。そのような会社に入社することになるとは、ワインの販売員時代は夢にも思いませんでした。スカウトしていただいた理由はわかりませんが、商品に対する知識と売り場でがんばる姿勢を評価していただけたのかなと今は思っています。
- 仕事内容は?
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MHDの商品およびブランドの歴史や価値をお客様に伝える
入社後2年間担当していた店舗MDの主な業務は、営業が用意した資料をもとに各店舗と配置の交渉をしたり、商品の宣伝・販売を行うこと。週末(金・土・日曜日)は30〜40ある担当店舗のいずれかで店頭販売を行い、平日はそれに向けた発注業務を行うかたわら、提案書やPOPの作成に勤しんでいました。店舗での販売を通して、消費者の方や現場スタッフの声を直接聞けたことは、後の営業活動にも大いに役立っています。
その後は、百貨店やスーパーマーケットなどの小売店を担当する営業職に移動しました。MHDの商品およびブランドの歴史や価値をお客様へ伝えるミッションを担い、百貨店での大型催事を企画・実施や、スーパーマーケットで定期的に行われる商談会への参加、そして店舗巡回という日々を送っています。ブランドの付加価値を訴求するべく店頭での販売に携わることもありますが、B to Bが基本となるMHDのビジネスにおいて、消費者の方と接してリアルな声を聞ける機会は限られているので、次の提案に向けたリサーチという意味でも貴重な時間だと考えています。
商談が中心の仕事ではありますが、デスクワークも少なくありません。イベントの準備や商談に向けた資料作り、見積りやPOP作成といった事務作業も必要ですし、提案する商品やその手法、時期、使用するリソースなどを顧客ごとに見極めることも大切です。顧客のニーズと提案したい商品をどうマッチさせるのか試行錯誤を繰り返し、顧客が気づいていない課題まで分析することもあります。
最近では、新規開拓にも着手。アポイントを取るところから苦労をしたり、ビジネスがなかなか軌道に乗らなかったり、これまでに経験をしたことがないことにチャレンジできています。
- 仕事のやりがいは?
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ゼロから考えた企画で消費者を笑顔にできた瞬間、やりがいを実感
会社が提示する目標や方向性に対して、私たち社員は裁量権を与えられているので、個人またはチームで自由に考え、工夫しながら達成に向けて取り組むことができます。自分の責任で大きな企画を動かしている時は、やりがいを感じますね。
今でも忘れられないのが、ある百貨店から女性をターゲットとしたイベント開催のご提案をいただき、企画から実施までを担当した「モエ・エ・シャンドンのテイスティングセミナー」です。参加者は30〜60代の女性約60名。モエ・エ・シャンドンのロゼ(モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアル)とロゼのヴィンテージ(モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ ロゼ)、それぞれに合わせたバゲットを提供し、マリアージュを楽しみながらノンヴィンテージとヴィンテージの違いを味わっていただくというものでした。その場で商品をご購入いただいたお客様には、くじ引きとオリジナルグッズのプレゼントをご用意。セミナーはもちろんながら、その後のくじ引きも大いに盛り上がり、お客様との会話も弾みました。イベントが終了し、「とても楽しかった、ありがとう!」と満面の笑みでお帰りになるお客様を見送った瞬間、大きなやりがいを感じるとともに、飲んでいただくことで幸せな、そして特別な時間に変えられる商品を自信を持って販売できることの喜びを噛み締めました。
当時は経験が浅かったため、準備がとにかく大変で、すべてが手探り状態でしたが、自分で考えてやりきっただけに達成感もひとしおでした。何より「女性ならではの企画で売上も上々」と上司や同僚に認めていただいたことがうれしく、業務をこなすうえでの自信にもつながったと思います。
- MHDの好きなところ
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仕事のやり方は自分次第!2人の子どもの育児とも両立可能です
社員の自主性を重んじるMHDでは、仕事のやり方も自分次第。営業部では時間の使い方も個人の裁量に委ねられているため、2人の子どもの育児と両立することも可能です。
最初の出産では約7か月の育児休暇を取得。産休明けもスムーズに職場復帰することができました。二度目の育児休暇は約1年半と長期に。復帰にあたって多少の不安がありましたが、上司の計らいで、産休前に担当していた取引先の半分を再び任せてもらえることになり、安心して仕事を再開することができました。社内だけでなく、取引先からも「おかえり!」と温かく迎えていただいた時は、MHDに入ってよかったと実感したものです。
また、新しい企業様の担当にもチャレンジさせていただきました。プレッシャーはありましたが、私を成長させたいという上司の想いがありがたく、気持ちも新たに取り組むことにしました。
CSRやダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンなど、社員が誇れる活動にも注目
“サスティナビリティ”が注目される前から、MHDではサステナビリティ/CSRにまつわるディスカッションを開始し、2017年から本格始動。(原材料となる)ブドウ作りからコルクの回収まで、より環境や社会に配慮した取り組みを行っています。
また、2019年にはウーマン・エンパワーメント、2021年にはダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの活動に精力的に着手。部署の垣根を超えたディスカッションを行うことで、多様性を高め、個人を尊重し合う働きやすい環境を整えています。
どちらも社員として胸を張れる活動なので、今後の取り組みに注目しています。
また、各種人材育成ツールや社員へのサポート体制も充実しており、従業員を大切にしてくれる会社だなと実感。人材育成ツールでは英語のオンライン受講の費用をサポートしていただいたり、お酒に関わる資格取得のための費用や、ビジネススキルアップのトレーニング費用のサポートを受けられるツールもあります。
- 将来の展望
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あらゆる角度からMHDの商品や市場についての知識を深めたい
子どもが小さいため、事務や管理などバックオフィスのある東京への転勤は諦めていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務が増えたことで、営業以外の部署の仕事にチャレンジしてみたいという気持ちが芽生えました。機会があればバックオフィスで働いて、あらゆる角度から商品や市場についての知識を深めたい。その知識をもとに、営業活動の幅を広げられればと考えています。
- 応募者へのメッセージ
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MHDは、社員の成長を後押ししてくれる会社。部署間のコミュニケーションも活発で、自由に意見を言える風土も根付いています。自分で考えて働きたいという方、想像力や創造力を生かしたいという方にとっては、やりがいのある職場だと思います。
女性消費者をターゲットにするお客様はますます増える傾向にあり、女性目線や主婦目線の企画は重宝されていますし、フレックスタイム制、在宅勤務、中抜け制度などサポート体制も充実しています。育児と営業の仕事を両立する草分け的存在となった私が、さらなる働きやすい土壌を作れるようチャレンジし続けますので、子育てをしながらお酒に関わる仕事を続けたいという方のご応募もお待ちしています。